snow & fish & more

当ブログはスノーボード、釣りなどを趣味とする筆者が今まで蓄えてきた知識を発信していきます。

スキー、スノーボード向きの車について考える【6つのポイント】

今回はスキー、スノーボードに向いた車について語りたいと思います。


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車を選ぶポイント

  • 乗車人数
  • 道具の積載方法
  • 走破性
  • 快適性
  • 燃費
  • 値段

おおよそこの6点で絞り込みが出来るかと思います。

 

  

乗車人数、道具の積載方法

ゲレンデに何人で行くのか、道具は車内に積むのか車外に積むのか、複合的に考える必要があります。

3人と4人で車のサイズが大きく変わってきます。

3人以下であれば、軽自動車でも道具を車内に積んで行く事は極端に小さい車でない限り可能です。

※筆者はホンダ ライフでゲレンデに3人乗車、車内積載で行っていました。

しかし、4人乗車となると大きめのステーションワゴンでも難しくなります。

スノーボードやスキーの様な長物を車内に積むには、一般的に後部座席を倒して積む必要があります。

大体の車は片方ずつ倒す事が出来るのですが、倒した状態では4人乗車は難しくなります。

以前、レガシィで小さい方の座席を倒し、4人乗車しましたが、相当窮屈です。

稀に後部座席のセンター部分だけ倒せる車があり、そう言った車だと4人乗車の車内積載も可能かもしれません。

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https://goo.gl/images/f3LKod

筆者が知る限りでは、マイナーチェンジ後のレヴォーグ、エクストレイルなど。

前述したような車種でない限り、4人乗車はワンボックス、もしくはルーフボックスなどの装着が必要となります。

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ルーフボックスですが、個人的にはオススメ出来ません。

筆者は数年前よりシーズン中は装着しているのですが、デメリットが多くあります。

  • 洗車機を使用できない
  • 高架下や立体駐車場などに注意が必要
  • 燃費悪化

ゲレンデへ行くと、融雪剤や雪でドロドロになり、放置すると錆が発生します。

そのため、帰りのガソリンスタンドなどで洗車したいのですが、それが出来ません。

今は高圧洗浄機の置いている洗車場で洗っています。

2番目の項目は車種にもよりますが、危険度が高いです。

燃費については、経験上1〜2km/l程度悪くなります。

以上の点が問題なければ、ルーフボックスを付ける事でコンパクトカーでも4人乗車が可能となります。

 

走破性

スタッドレスタイヤ装着は前提での話になります。

駆動方式と最低地上高に気を配りましょう。

駆動方式は言わずもがな、4WDがオススメです。

一般的には4WD > FF > FRの順で雪道には強いとされています。

FF車で長野方面などに頻繁に行かれている強者も知り合いには居ます。

しかし、スタックした時の時間、体力のロスを考えると、とても乗りたいとは言えません。

スキー場によっては大雪の時は4WD以外通行止めと言うところもあり、その時のゲレンデは天国と言えるでしょう。

※昨年2月の連休時にダイナランドで、無限パウダー、競争ほぼ無しの天国を味わいました。

4WDにも種類がありますが、常に4輪が駆動するもの(AWD)、基本はFFで空転を検知し残りが駆動するものがあります。

ジムニーなどは2駆と4駆を切り替えられます

筆者はAWDしか雪道で乗った経験が無いので、なんとも言えませんが、空転を検知してからで大丈夫かな?とは思います。

ちなみに筆者は、インプレッサレガシィ→ソリオと乗り継いでいます。

最低地上高ですが、15cmあれば安心です。以前乗っていたレガシィは15cmあり、除雪が間に合っていない状況でも問題なく走行できました。

最近の車は13cm程度が多いようですが、基本的には除雪されているので問題は無いと思いますが、やはり高めの車を選ぶ方が安心でしょう。

 

快適性

車内で着替えるか、車外で着替えるかによって必要性が変わってきます。

  • 車内で着替える場合

車高の高い車、ワンボックスなどを選択すると非常に快適です。

小さくても車高の高い車も最近は多く、筆者の乗っているソリオはその類です。

  • 車外で着替える場合

テールゲートの開き方がポイントです。

(セダンやクーペは考えていません)

一般的には上に開くタイプですが、中には観音開きのタイプがあります。

オススメは上に開くタイプです。

雪が降っている状況では屋根になる上、ウエアなどを干すことも出来ます。

快適性を向上させるアイテムなどについては、後日アップしようと思います。

 

燃費

良いに越したことはありません。

やはり長距離を移動することが考えられるので、燃費が良いことはもちろん、タンクの容量にも注目すべきです。

なぜなら、ガソリンの価格が場所によって変わるからです。

一般的に高速道路のサービスエリアにあるガソリンスタンドは単価が高く設定されています。

都市部やスタンドの密集しているところでは10円/l以上も差があることも珍しくありません。

そのため、よく行くゲレンデまでに必要なガソリン量を計算し、最低でも片道分、可能であれば往復分入るタンクの車を選ぶと経済的、効率的です。

また、電気自動車やディーゼル燃料の車という選択肢もあります。

電気自動車は寒冷地でのバッテリーの減り具合や充電スポットが無いことが予測されますので、リスクが高いです。

ディーゼルについても寒冷地では長時間駐車していると、燃料が凍り、目詰まりなどを起こします。

寒冷地で販売されている軽油であれば大丈夫のようですので、ゲレンデに着く前に現地のスタンドで給油するのが懸命です。

 

値段

安いに越したことはないですよね。

特に雪道は事故が起きる可能性が極めて高く、普通に運転しているだけでも傷つきやすいので、高級車はリスキーです。

自分では起こさなくても、相手が突っ込んでくることが多々あります。

 

まとめ

  • 3人以下ならコンパクトカーでもOK
  • 4人以上ならワンボックスもしくはルーフキャリアの装着必要
  • 4WDは安心+美味しい思いが出来ることもある
  • 最低地上高は15cmあると安心
  • 車内で着替えたいなら車高の高い車
  • テールゲートは上に開くタイプがオススメ
  • 燃費も気になるが、タンク容量にも注意
  • 雪道は事故率が高いので、高級車は避ける

 

次回、パターン分けでオススメの車種を紹介します。