【滑走記録】コルチナ〜白馬乗鞍【JFO!?】
2月初旬、ツワモノが集う大会が開催されると言う事で、白馬村から更に北にある小谷村へ行きました。
JFO
JAPAN FREERIDE OPEN
Japan Freeride Open – Japan Freeride Open
毎年コルチナで開催される、フリーライドの大会。
自然の山をいかに美しく、カッコよく滑るかを競い合う、ツワモノどもが集う大会。
ご存知の通り、コルチナはツリーランエリアが広範囲で解放されているが、普段は解放出来ない危険な場所がコースとなる。
※今回は雪不足のため、稗田3と言うコースで開催
参戦する人間は世界のトップで戦うライダーから一般のサラリーマン、小学生など多岐に渡る。
友人は昨年度から参戦しており、私は初観戦。
いつか参戦したい、そう思える大会でした。
片道7時間超…
私も昔乗っていたライフちゃん(友人の)で大阪〜小谷村までえっちらおっちら。
なんと52馬力と貧弱で、ATもカスなので登りがキツい…
一応4WDでスタッドレスの雪山仕様でしたが、スタックの恐怖との戦いでした。
白馬コルチナ
そう、ここは世界中のパウダージャンキーが集う白馬コルチナ。
降雪情報があろうものなら、朝イチのリフト待ちは有名ラーメン店を超える。
友人はプライベートレッスンのため、ヒトリストで滑り倒しました。
暖冬のおかげで白い粉中毒に拍車がかかり、朝イチは気が狂ったようにボッコボコの斜面を回しました。
白馬乗鞍
せっかくなので隣接する"はくのり"こと白馬乗鞍にも行ってみることに。
白馬乗鞍温泉スキー場 | パウダー天国ハクノリ 白馬乗鞍温泉スキー場
コルチナとは違いガラガラ…
経営大丈夫でしょうか…
JFOのジュニア部門がやっていたので、すこし観戦。
ちょうどリフト線下でやっていたので、隣のコースを回しながら観戦しましたが、なかなかのボコボコ急斜面でした…
昼からは
ひとりでおやきを頬張り、午後の部に備え…
やって見たかったセッティング、ハイバック無しトライ。
- 油断するとヒールすっぽ抜け
- 普通に滑る分には良い
- ボコボコ急斜面や長距離トラバースはしんどい
- 昔のユニオンはナットが飛び出るので工夫が必要(今のものは知りません)
- 装着するのが楽
- スネ前の筋肉かなり使う
何よりハイバック無しでカービングの練習をする事で、いかにハイバックに頼った滑りをしていたか分かります。
昔サロモンで出していたハイバックがほぼないバイン欲しいな…
2日目
きました、災害級の大雪。
小谷村内でも40cm超、ゲレンデは恐らく60cmオーバー。
大会当日の為、朝早くにゲレンデに到着、私はやる事もないのでリフト待ち参戦。
あまりの豪雪にゲレンデクローズの噂も流れ、結局上部は雪崩の恐れが有り、クローズ。
大会コースは稗田3、当然最高のコンディション。
(大会関係者のみアクセス可能)
あぁ、出場していれば良かった…
そうこうしている間にリフトが何個かオープン。
ゲキパウ
これ…板履いてるんだぜ…
暖冬で極度に雪が少ない中、最高のコンディション…ありがとう。
気温も低く、超軽量パウダーで、吹き溜まりは命の危険を感じるほど。
私史上最強クラスでした。
数本滑って至福のコーヒータイム。
奥には残パウ行列。
JFO観戦
友人が参戦しているJFO観戦。
やっぱり誰もが上手すぎる。
写真では伝わりにくいですが、かなりボコボコの急斜面を華麗に滑り降り、ギャップでジャンプ…
はえ〜
友人も無事滑りきり、一緒に観戦していましたが…
大ジャンプをメイクした時の沸きは鳥肌もんでした。
その後
空も晴れ渡り、ファンライド。
災害級の降雪でした…
白馬村で温泉に入り、夜は大会のジャッジイベント。
タイムスケジュールが分からず、ご飯を食べ損ねましたが、楽しかった。
地球温暖化の話しなどもあり、考えさせられる素晴らしい大会でした。
3日目
前情報でこの日もオープンが怪しい…と聞き、油断しておりました。
そう、この日こそ最高だったのです。
大会コースも最高でした。
ご飯は乗鞍が美味しい。
カモシカにも遭遇。
驚かせてごめんなさい。
楽しいトリップでしたね。
歴史的な暖冬で雪が少ない中、最高の大会、最高の雪、最高の仲間のおかげで記憶に残る3日間でした。
ありがとう。